光回線におすすめのWi-Fiルーターの選び方|一人暮らし・戸建て・ゲーム別に解説

光回線を契約しても、ルーターが回線の性能に追いついていないと速度は出ません。
とくに1ギガや10ギガのプランでは、ルーターの規格がそのまま上限になります。
この記事では、住まいの広さや使い方に合わせたルーターの選び方を整理します。
光回線そのものの選び方は「光回線おすすめランキング」をご覧ください。
用途別におすすめのWi-Fiルーター
光回線は安定した高速通信が強みですが、ルーター選びが非常に重要です。
どれほど速い光回線であっても、ルーターの性能が低い、速度低下や接続不良の原因になります。
ただし、ルーターも決して安いものではないので、目的に合ったコスパの良い商品を選ぶことが大切です。
一人暮らしやマンションにおすすめのルーター
WiFiルーターの最新機種はWi-Fi 7対応ですが、一人暮らしの場合には同時利用の端末数が限られることや、マンションでは電波を飛ばす範囲がある程度限られることから、Wi-Fi6でも十分です。
最新のWi-Fi7と比べると、Wi-Fi6の方がお手頃な価格で選択肢が多いのが特徴です。
以下におすすめのルーターを3種紹介します。
TP-Link|Archer AX1800![]() | TP-Link|Archer AX3000V![]() | BUFFALO|WSR-1500AX2L![]() | |
| 料金 | 5,980円 | 9,900円 | 7,280円 |
| サイズ | 幅40×高さ150×奥行130mm | 幅45×高さ157×奥行166mm | 幅55×高さ159×奥行き130mm |
| 重さ | 277g | 359g | 338g |
| 速度(理論上) | 5GHz最大1204Mbps 2.4GHz最大574Mbps | 5GHz最大1201Mbps 2.4GHz最大574Mbps | 5GHz最大1201Mbps 2.4GHz最大300Mbps |
| 通信規格 | Wi-Fi6 | Wi-Fi6 | Wi-Fi6 |
| バンド数 | デュアルバンド | デュアルバンド | デュアルバンド |
| アプリ設定 | ◯ | ◯ | ◯ |
| IPv6対応 | ◯ | ◯ | ◯ |
| メッシュ機能 | ◯ | ◯ | ◯ |
| EasyMesh対応 | ◯ | ◯ | ◯ |
ただし、一人暮らしやマンションであっても、10ギガプランでの契約を考えているのであれば、次に紹介するWi-Fi7の利用がおすすめです。
一戸建てや広い部屋におすすめのルーター
一戸建てや広い部屋では、部屋の場所によって電波が届きにくいといったトラブルが発生することがあります。
2階建て住宅では、家全体に電波が届きやすい2.4GHz対応のWiFiルーターや、アンテナの向きを調整できる外付けアンテナ搭載のWiFiルーターの利用がおすすめです。
また、一戸建てや広い部屋のWiFi選びで注目したいのがメッシュ対応の有無です。
メッシュWiFiとはメインルーターにプラスして子機を設置する方法で、家中満遍なく回線の届きやすい環境を作ることができます。
自宅の広さによってはメッシュ機能のあるWiFiを選んでおくと安心です。
一戸建てや広い部屋でも、1ギガプランならWi-Fi6のメッシュ対応機種で足ります。
先に紹介した3機種はいずれもメッシュに対応しているので、子機を足して電波を広げられます。
価格よりも速度を重視する場合や、10ギガプランを契約する場合は、以下のWi-Fi7対応機種を選びましょう。
BUFFALO|WSR6500BE6P-BK![]() | IODATA|WN-7T94XR![]() | |
| 料金 | 21,980円 | 29,386円 |
| サイズ | 幅80×高さ187×奥行165mm | 幅180x高さ247x奥行65mm |
| 重さ | 500g | 1,400g |
| 速度(理論上) | 5GHz最大5764Mbps 2.4GHz最大688Mbps | 6GHz最大5765Mbps 5GHz最大2882Mbps 2.4GHz最大688Mbps |
| 通信規格 | Wi-Fi7 | Wi-Fi7 |
| バンド数 | デュアルバンド | トライバンド |
| アプリ設定 | ◯ | ◯ |
| IPv6対応 | ◯ | ◯ |
| メッシュ機能 | ◯ | ◯ |
| EasyMesh対応 | ◯ | ◯ |
オンラインゲームにおすすめのルーター
オンラインゲームに使用するルーターは、Wi-Fi6以上の通信規格利用がおすすめです。
Wi-Fi6で対応している周波数帯は2種類(2.4GHz/5GHz)ですが、Wi-Fi6Eでは3種類(2.4GHz/5GHz/6GHz)となるため、混み合う時間帯に選べる周波数帯の選択肢が多いのが特徴です。
オンラインゲームの利用頻度が高いために、光回線においても10ギガプランを契約するなら、Wi-Fi 6やWi-Fi 6Eの約3.7倍の高速通信が可能とされているWi-Fi7の利用が適しています。
また、通信する順番やデータ量を調整するQoS機能を備えたルーターを選ぶのも、オンラインゲームを快適に楽しむ上で重要です。
ASUS|ROG Strix GS-BE7200X![]() | BUFFALO|WSR6500BE6P-BK![]() | |
| 料金 | 27,818円 | 21,980円 |
| サイズ | 幅90×高さ225×奥行225mm | 幅80×高さ187×奥行165mm |
| 重さ | 600g | 500g |
| 速度(理論上) | 5GHz最大5764Mbps 2.4GHz最大1376Mbps | 5GHz最大5764Mbps 2.4GHz最大688Mbps |
| 通信規格 | Wi-Fi7 | Wi-Fi7 |
| バンド数 | デュアルバンド | デュアルバンド |
| アプリ設定 | ◯ | ◯ |
| IPv6対応 | ◯ | ◯ |
| メッシュ機能 | ◯ | ◯ |
| EasyMesh対応 | × | ◯ |
| QoS機能 | ◯ | × |
※BUFFALOのWSR6500BE6P-BKはQoS機能に対応していません。
ゲームの通信を優先的に処理させたい場合は、ASUSのROG Strix GS-BE7200Xを選びましょう。
回線速度に見合うルーターの選び方
ルーターは高ければよいわけではありません。
契約する回線の実測速度を超える性能は、使い切れずに終わります。
1ギガプランならWi-Fi6で足りる
光回線の実測速度は、各社とも300〜1,000Mbps前後に収まります。
一方でWi-Fi6の理論値は5GHz帯で最大1,201Mbpsあるため、1ギガプランなら頭打ちになることはほぼありません。
| Wi-Fi規格 | 理論値(最大) | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| Wi-Fi 5 | 5GHz 1,733Mbps | 型落ち。IPv6非対応の機種もあり避けたい |
| Wi-Fi 6 | 5GHz 1,201Mbps | 1ギガプランならこれで十分 |
| Wi-Fi 6E | 6GHz 2,402Mbps | 電波が混み合う集合住宅。6GHz帯が使える |
| Wi-Fi 7 | 5GHz 5,764Mbps | 10ギガプランを契約する場合 |
Wi-Fi7が活きるのは10ギガプランを契約したときです。
ただしWi-Fi接続では10ギガの速度は出ません。
10ギガを活かすには有線接続が前提で、LANケーブルもカテゴリ6A以上のものが必要になります。
マンションは配線方式を先に確認する
VDSL方式のマンションは上限100Mbps
建物の共用部から各部屋までが電話回線(VDSL方式)だと、どの光回線・どのルーターを選んでも100Mbpsが上限になります。
この場合は高性能なルーターを買っても速度は変わりません。
配線方式は管理会社や大家さんに確認できるので、購入前に調べておきましょう。
そのほかに見ておきたい3点
- IPv6(IPoE)対応…夜間の混雑を避けるために必須。非対応だと回線が速くても遅くなります
- 同時接続台数…家族の人数×3台が目安。スマートスピーカーや家電も台数に入ります
- 間取りとの相性…2階建てや3LDK以上はメッシュ対応を選ぶと電波が届きやすくなります
光回線のルーターは買う?レンタルする?
ルーターを選ぶ前に確認したいのが、契約する光回線がルーターを貸してくれるかどうかです。
無料で借りられる回線もあれば月額がかかる回線もあり、ここを見落とすと買う必要のないルーターを買うことになります。
主要8社のルーター提供と月額
| 光回線 | 提供方法 | 月額 | 備考 |
|---|---|---|---|
| GMOとくとくBB光 | レンタル | 1ギガ 0円 10ギガ 月390円 | 3年以上の利用でそのままプレゼント |
| ドコモ光×GMOとくとくBB | レンタル | 1ギガ 0円 10ギガ 月190円 | 37ヶ月の利用で所有権が移り、返却不要になる |
| おてがる光 | レンタル | — | レンタルを申し込むとIPv6オプション基本料165円が永年無料 |
| enひかり | レンタル | 月330円 | 無線LAN機能付きホームゲートウェイ。機能なしは月220円 |
| IIJmioひかり | レンタル | 1ギガ 月330円 10ギガ 月550円 | 機種は選べない |
| NURO光 | ホームゲートウェイに内蔵 | 月550円 | ルーター機能が標準で付くため別途用意は不要 |
| ソフトバンク光 | オプション | 月550円 | Wi-Fiマルチパック(Wi-Fiサービス) |
| BIGLOBE光 | 購入(分割可) | 買い切り | TP-Link Decoなどを同時購入すると値引き・還元あり |
注目したいのはGMOとくとくBB光とドコモ光×GMOとくとくBBです。
どちらも1ギガプランなら高スペックのWi-Fiルーターを0円でレンタルでき、3年ほど使い続けるとそのまま自分のものになります。
10ギガ対応ルーターも月190〜390円で借りられます。
1ギガプランならルーターが0円!
※ルーターの0円レンタルは1ギガプランが対象です。10ギガプランはGMOとくとくBB光が月390円、ドコモ光が月190円です
NURO光は少し事情が違い、ホームゲートウェイにルーター機能が最初から入っています。
月550円かかりますが必須の機器なので、別にルーターを買う必要はありません。
逆にBIGLOBE光はレンタルではなく購入方式です。
申し込み時に同時購入すると値引きや還元が付くため、機種を自分で選びたい人には向いています。
レンタルで十分な人・買ったほうがいい人
| 当てはまる場合 | |
|---|---|
| レンタルで十分 | ・回線のレンタルが0円、または月額が安い ・機種にこだわりがない ・数年のうちに引っ越す可能性がある ・設定を自分でしたくない |
| 買ったほうがいい | ・メッシュWi-Fiを自分で組みたい ・オンラインゲームでQoS機能を使いたい ・3LDK以上で家中に電波を届かせたい ・長く同じ家に住む予定がある |
月550円のレンタルを3年続けると19,800円です。
同じ金額で市販の上位機種が買えるので、長く住む予定があるなら購入のほうが得になりやすい。
ただしレンタル機器は故障時に無償で交換してもらえます。
自分で買う場合は保証期間も確認しておきましょう。
なお回線ごとのキャンペーンや実質料金は「光回線おすすめランキング」で14社を比較しています。
ルーターとONU・モデムの違い
「光回線を使うのにルーターは必要なのか」という疑問はよく見かけますが、ONUとルーターは役割が違う機器です。
| 機器 | 役割 | 用意する人 |
|---|---|---|
| ONU (光回線終端装置) | 光信号をデジタル信号に変換する。光回線には必須 | 回線事業者が貸し出す |
| ルーター | 1本の回線を複数の機器で分け合い、Wi-Fiを飛ばす | 自分で用意するか、回線事業者から借りる |
| モデム | ADSLやケーブルテレビで使う変換装置。光回線では使わない | — |
ONUだけでもパソコン1台を有線でつなぐことはできます。
ただしWi-Fiは飛ばせず、2台目以降もつなげません。
スマホやタブレットを使うなら、実質的にルーターは必須と考えてください。
ホームゲートウェイなら1台で済む
最近はONUとルーターが一体になったホームゲートウェイを貸し出す回線が増えています。
NURO光やenひかりがこの形で、別途ルーターを買う必要はありません。
一体型かどうかは契約前に確認しておくと、無駄な買い物を避けられます。
ルーターの置き場所と接続手順
ルーターは置き方だけで速度が変わります。
買い替えや設定のついでに、設置場所も見直しておきましょう。
接続のしかたは3ステップ
- ONU(またはホームゲートウェイ)のLANポートと、ルーターのWANポートをLANケーブルでつなぐ
- ルーターの電源を入れ、ランプが安定するまで2〜3分待つ
- 本体に貼られたSSIDとパスワードを、スマホやパソコンのWi-Fi設定に入力する
v6プラスやIPoEに対応したルーターなら、多くの場合この3ステップだけで接続が終わります。
プロバイダのIDやパスワードを入力する必要はありません。
置き場所で気をつける4点
- 床に直置きしない…電波は斜め下に広がるので、1m前後の高さに置く
- 家の中央寄りに置く…壁際や部屋の隅は電波が外に逃げる
- 水槽・電子レンジ・金属棚から離す…2.4GHz帯は電子レンジと干渉する
- テレビやPCの裏に隠さない…熱がこもると性能が落ちる
2階建てで1階に置く場合は、階段の近くや吹き抜けの下に置くと電波が届きやすくなります。
Wi-Fiが遅い・つながらないときの対処法
速度が出ないときは、原因をルーター・回線・端末の順に切り分けると早く解決します。
| 症状 | まず試すこと |
|---|---|
| 急に遅くなった | ルーターとONUの電源を抜き、1分待ってからONU→ルーターの順に入れ直す |
| 夜だけ遅い | IPv6(IPoE/v6プラス)が有効か確認する。非対応ルーターなら買い替える |
| 特定の部屋だけ届かない | ルーターの置き場所を変えるか、メッシュの子機・中継機を足す |
| 有線でも遅い | LANケーブルの規格を確認する。カテゴリ5だと100Mbpsが上限 |
| まったくつながらない | ONUのランプを確認する。認証ランプが消灯していれば回線側の障害を疑う |
有線でつないだときだけ速度が出るなら、原因は回線側ではなくルーターか端末側にあります。
5年以上使っているルーターは、規格が古いだけでなく内部の劣化で速度が落ちます。
買い替えの目安は4〜5年と考えておきましょう。
光回線のルーターについてよくある質問
- 光回線にルーターは必ず必要ですか?
パソコン1台を有線でつなぐだけなら、ONUだけで使えます。
ただしWi-Fiを飛ばしたり2台以上つなぐ場合はルーターが必要です。NURO光やenひかりのようにルーター機能付きの機器を貸し出す回線なら、別途用意しなくても構いません。- ルーターはレンタルと購入のどちらが得ですか?
GMOとくとくBB光やドコモ光×GMOとくとくBBのように0円でレンタルできる回線なら、まずレンタルで十分です。
月550円のレンタルが3年で19,800円になる回線では、同じ金額で市販の上位機種が買えるため購入のほうが得になりやすいです。- 1ギガプランでWi-Fi7のルーターを買う意味はありますか?
ほとんどありません。
1ギガプランの実測は1,000Mbps弱なので、Wi-Fi6の理論値1,201Mbpsで足ります。Wi-Fi7が活きるのは10ギガプランを契約したときです。- 10ギガプランならWi-Fiでも10Gbps出ますか?
出ません。
Wi-Fi接続では規格上の上限で頭打ちになります。10ギガの速度を活かすには有線接続が前提で、LANケーブルもカテゴリ6A以上が必要です。- ルーターの買い替えの目安はいつですか?
4〜5年が目安です。
規格が古いと速度が出ないだけでなく、IPv6(IPoE)に非対応だと夜間に遅くなります。セキュリティ更新が終了した機種も買い替えをおすすめします。- マンションでルーターを変えても速くなりませんか?
建物の配線がVDSL方式だと、どのルーターを使っても100Mbpsが上限です。
配線方式は管理会社に確認できます。光配線方式であれば、ルーターの買い替えで改善する見込みがあります。
まとめ
光回線のルーター選びは、次の順番で考えると迷いません。
- 契約する光回線がルーターを貸してくれるか確認する(0円レンタルなら買わなくてよい)
- 1ギガプランならWi-Fi6、10ギガプランならWi-Fi7を選ぶ
- IPv6(IPoE)対応は必須条件として外さない
- 一戸建てや3LDK以上はメッシュ対応を選ぶ
- マンションはVDSL方式かどうかを先に確認する
GMOとくとくBB光とドコモ光×GMOとくとくBBは1ギガプランのルーターが0円ので、まずは契約先の提供内容を確認してみてください。
回線そのものの比較は「光回線おすすめランキング」でまとめています。
ルーター代をかけずに光回線を始めるなら








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