OCN インターネットの通信速度が遅い理由とは？実測平均速度と速くする対処法

光回線の契約って難しいですよね。実際に導入してみたはいいものの、思ったより通信速度が遅くてネットがサクサク使えないなんてこともあります。

そんなお悩みをお持ちのかたには、OCN インターネットがおすすめです。OCN インターネットは通信速度の速さに特徴があるインターネットサービスで、しっかりとした環境を用意すれば、誰でもネットが快適に利用できます。

そもそもインターネットで通信速度が遅くなってしまう理由には、ユーザーのネット環境が大きく起因しており、ちょっとしたことで大幅に改善する可能性があるんです。

もちろん契約しているサービス自体に問題があるケースもありますが、OCN インターネットならその点は非常に安心なので、ユーザーは自分のネット環境に注意をしておくだけでOK！

当記事では“OCN インターネットの通信速度”について、具体的な情報をお伝えしてまいります。この記事を読んでいただければ、なぜOCN インターネットの通信速度が優れているのかもハッキリと理解できるでしょう！

OCN インターネットと他社光回線の実測通信速度の比較表まとめ

事業者	実測平均速度 （ダウンロード）	実測平均速度 （アップロード）	最大通信速度 （理論値）
OCN インターネット	294Mbps	298Mbps	1Gbps
ソフトバンク光	313Mbps	219Mbps	1Gbps
auひかり	424Mbps	365Mbps	1Gbps
NURO 光	498Mbps	456Mbps	2Gbps
ビッグローブ光	286Mbps	205Mbps	1Gbps
楽天ひかり	226Mbps	195Mbps	1Gbps
ドコモ home 5G （モバイル回線）	188Mbps	20Mbps	4.2Gbps

始めにOCN インターネットとメジャーなインターネットサービスの通信速度（平均値）を比べてみましょう。おそらく全体的に見ていただいた所感としては、『平均的』『他社よりもやや速いくらい』と感じるかたが多いかと思います。

実際、OCN インターネットの通信速度はかなり速いほうに分類されますが、大手通信会社のサービスはどれも優れているので、全体的に通信速度の数値が高くOCN インターネットが平均的に感じるようになっています。

ここからはさらに違いをわかりやすくするため、使用している通信回線の種類にわけて、もっと具体的に数値の比較をしていきましょう。

OCN インターネットと他社の光回線の実測通信速度を徹底比較！

OCN インターネットを始めとしてインターネットサービスには、いくつかの種類があります。なかでも通信回線は種類によって特徴も大きくことなるので、各サービスを回線別に分類して通信速度をチェックしてみましょう。

【パターン①】OCN インターネットとフレッツ光系の速度比較

始めにNTT西日本・NTT東日本が提供している、フレッツ光の通信回線を利用した「コラボ光」の通信速度を比べてみましょう。

事業者	実測平均速度 （ダウンロード）	実測平均速度 （アップロード）	最大通信速度 （理論値）
OCN インターネット	294Mbps	298Mbps	1Gbps
ソフトバンク光	313Mbps	219Mbps	1Gbps
ビッグローブ光	286Mbps	205Mbps	1Gbps
楽天ひかり	226Mbps	195Mbps	1Gbps

フレッツ光の通信回線は平均的に高い通信速度を国内全域で利用できるのが特徴で、OCN インターネット（ドコモ光）もこちらの回線を使ったサービスになります。

そのため日本のあらゆる地域でサービスの提供がおこなわれており、引越し先でも継続して利用がしやすいメリットもあります。

基本的に同じ通信回線を使っているため、ほかのサービスと通信速度に大きな差はありませんが、上記の表をご覧いただくとOCN インターネットのアップロード速度は頭1つ抜けていることがわかるでしょう。

OCN インターネットは世界でも有数な「Tier1ネットワーク」に数えられており、通信技術のレベルが世界水準となっています。そのため仮に同じ通信回線を使っていたとしても、他社のサービスより速度が速い結果となりました。

【パターン②】OCN インターネットと独自回線の速度比較

次に独自の通信回線を使っているインターネットサービスと、OCN インターネットの通信速度を比べてみましょう。

事業者	実測平均速度 （ダウンロード）	実測平均速度 （アップロード）	最大通信速度 （理論値）
OCN インターネット	294Mbps	298Mbps	1Gbps
auひかり	424Mbps	365Mbps	1Gbps
NURO 光	498Mbps	456Mbps	2Gbps

独自回線のサービスは数が多くありませんが、いずれも通信速度が速いのが特徴です。実際に世界水準のOCN インターネットよりも平均値は高い結果となっています。

しかし独自回線のサービスはサービスの提供エリアを限定しているため、誰でも利用できるわけではありません。各社がサービスを提供している地域に住んでいなければ、そもそも契約ができないため利用には注意が必要です。

【パターン③】OCN インターネットとモバイル回線の速度比較

最後にスマホなどで使われているモバイル回線を使用したサービスと、OCN インターネットの通信速度を比べてみましょう。

事業者	実測平均速度 （ダウンロード）	実測平均速度 （アップロード）	最大通信速度 （理論値）
OCN インターネット	294Mbps	298Mbps	1Gbps
ドコモ home 5G （モバイル回線）	188Mbps	20Mbps	4.2Gbps

今回はモバイル回線の代表として、NTTドコモが提供しているホームルーターとOCN インターネットの通信速度を比較してみました。

ちなみにホームルーターとは、提供されたルーターをコンセントに装着するだけで、自宅でWi-Fiが利用できるというサービスです。回線工事が不要なので手軽に導入はできますが、光回線のように物理的に配線されていないため、速度や安定性に欠けます。

その点、OCN インターネットなら光回線をつかって高速通信を安定的におこなえるので、ネットを利用するうえでストレスを感じることはほとんどありません。

OCN インターネットを実際に利用してる人のリアルな口コミ評判まとめ！速度が本当に遅いのか検証！

ここではOCN インターネットを実際に利用しているかたの、通信速度に関するリアルな口コミを集めてみました。

そもそもOCN インターネットは2023年7月1日からサービスを開始したということもあって、口コミ自体があまり多くありません。しかしそのなかでも通信速度に関する口コミは複数見られました。

口コミは基本的にネガティブなものが多い傾向にありますが、OCN インターネットの口コミでは、いずれもポジティブなものばかりでサービスの有用性が伺えます。

OCN インターネットの通信速度って本当に遅い？速度に関する特徴まとめ

なかにはOCN インターネットの通信速度は遅いのではないか？と疑問に思っているかたもいるでしょう。そこで以下では、OCN インターネットの通信速度に関する知識をまとめてご紹介いたします。

【ポイント①】OCN インターネットの最大通信速度は標準以上

OCN インターネットは最大10Gbpsの通信速度に対応しています。一般的に光回線の最大通信速度は1Gbpsなので、10倍の速度に対応しているOCN インターネットの通信速度が遅いはずがありません。

これまでに紹介してきた通信速度の平均値では、他社にあわせて最大通信速度を1Gbpsで契約した場合のもので算出していたため、他社よりも遅いパターンがありました。

しかし最大通信速度を10Gbpsで契約すれば、それだけ通信速度はアップすることになるので、より快適にネットを使えることが期待できます。

【ポイント②】OCN インターネットの通信速度は住居で変わる

マンションのような集合住宅では、建物内の配線によって通信速度が変化します。基本的には戸建てタイプと同じように光回線での通信になるので、高速通信をすることができますが、配線によっては速度が低下するので注意しましょう。

具体的な配線の方式については、以下に一覧で掲載しておきますので、気になるかたは自宅の配線方式をチェックしてみてください。

【ポイント③】OCN インターネットは速度制限がない！使いすぎると遅くなる？

OCN インターネットには通信速度に制限がないので、基本的には常時高速通信が可能です。ただし特定の条件を満たした場合、一時的に速度制限が設けられる可能性はあります。

例えばですが超大容量なデータ通信を連続して長時間おこなってみたり、回線の混雑させるような大規模な通信をおこなった場合、プロバイダ側の判断で制限が実施されます。

しかしこれらはどれも異常な通信をした場合の話しですので、オンラインゲームをしたり高画質の動画を楽しむといったくらいのことでは起き得ませんので安心してください。

【ポイント④】OCN インターネットはIPv6に対応している？通信方式と速度の関係性

OCN インターネットはIPv6にも対応したインターネットサービスです。ちなみにIPv6とは、IPv4に次ぐインターネットプロトコルの規格で、簡単にいうと最新の通信ルールになります。

これまではIPv4規格を主体にインターネットが使われてきましたが、新世代のIPv6を用いて通信をすると、より通信速度が速くなると期待されています。

例えば全く同じインターネットサービスを使っていたとしても、IPv4で通信するよりIPv6で通信をしたほうが、約10倍の速さでデータの送受信ができるといったイメージです。

小難しいことはわからないというかたでも、OCN インターネットを利用しておけばIPv6環境を自然に使えるので、ネットに快適さを求めるならOCN インターネットを検討してみてください。

速度評価	通信方式	接続方式	最大通信速度（理論値）
とても速い	IPv6	IPoE	100Gbps
速い	IPv4	IPoE	10Gbps
普通	IPv6	PPPoE	1Gbps
遅い	IPv4	PPPoE	200Mbps

【ポイント⑤】用途ごとの必要通信速度の参考一覧表

インターネットで使われるコンテンツごとに、最低限必要な通信速度をまとめてみました。

利用内容	必要速度 （目安）
メールの送受信	1Mbps
Web閲覧	1～10Mbps
動画視聴（低画質）	5～10Mbps
動画視聴（通常画質）	10～20Mbps
動画視聴（高画質）	20～30Mbps
オンライン会議	10～30Mbps
オンラインゲーム	30～100Mbps

もちろんどのようなソフトウェアやアプリケーションを使うかによっても動作は変わってきますが、基本的に上記のような速度があれば各コンテンツはスムーズに利用することができます。

どれだけ理想値が高いものでも最大100Mbpsの速度があれば、満足してコンテンツを利用できるので、OCN インターネットの通信速度であれば十分にカバーできると言えるでしょう。

OCN インターネットの通信速度が遅い原因と対処法

せっかくOCN インターネットに乗り換えをしても、通信速度が遅いままという可能性もゼロではありません。ですがそんなときは、自身のネット環境に問題がある可能性がほとんどです。

そこでこちらではネットの通信速度が遅くなる原因と、それぞれの対処法についてご紹介をいたします。

【原因①】通信機器に問題がある場合

通信速度が遅くなる原因としてもっとも多いのが、使用している通信機器に問題があるケースです。例えばWi-Fiルーターの設定や設置位置に問題があると、光回線を乗り換えたとしても通信速度が改善されません。

また、インターネットに接続している機器（スマホ・タブレット・ゲーム機など）に問題がある場合もあります。もし複数の機器をネットに接続している場合は、それらを切断して1台ずつ速度のチェックをしてみましょう。

すべての機器で通信速度が遅い場合はWi-Fiルーター、いくつかの機器で通信速度が遅い場合は接続機器の電源を再起動すれば、多くの場合はトラブルが解決できます。

再起動で改善が難しい場合はWi-Fiルーターの設定を変更してり、LANケーブルを交換するなど、いろいろと方法がありますが、どうしても難しい場合はメーカーに問い合わせてみるのがおすすめです。

【原因②】特定の時間などに遅くなる場合

日中や深夜帯など、一部の時間に限定して通信速度が遅くなる場合は、サーバーやインターネット回線の混雑が考えられます。

利用者数（接続端末数）が増えてくると、道路のようにサーバーやインターネット回線も渋滞が起きてしまいます。渋滞が起きてしまうとスムーズに通信ができないため、如実に通信速度の遅さを体感することになるでしょう。

この場合に言えることとしては、契約しているプロバイダを変更するのが効果的です。プロバイダの設備によっては利用者数の負荷に耐えられないケースもあります。

例えば大規模な通信障害が起きている場合を除いて、毎日のように速度低下が発生する場合は、サービスの変更を検討しても良いでしょう。

【原因③】サーバー障害が発生している場合

利用しているコンテンツなどのサーバー上で問題が起きている場合は、一部のサイトやサービスの利用時にだけ通信速度が遅くなってしまいます。

その場合はほかのサイトなどへはスムーズにアクセスできるので、一目瞭然で判断ができるでしょう。ただし少々厄介なのは、自分で解決する手段がないというところです。

サーバー障害の解決ができるのは、サーバーを管理している会社のみなので、ユーザーは復旧作業を待つしかありません。

【原因④】プロバイダに問題がある場合

プロバイダに問題が起きている場合は、全般的に通信速度が低下するか、ネットの利用そのものができなくなります。

プロバイダ側の問題か自宅内での問題かを判断するためには、SNSを活用するのが便利です。例えばX（旧Twitter）で、使っているプロバイダ名を入力してみて、ユーザーたちが同じトラブルに遭っていないか確認しましょう。

もしプロバイダ側の問題だった場合は、残念ですがサーバーのトラブルと同じくユーザー側で対処ができないため、基本的には復旧作業を待つことになります。

どうしてもOCN インターネットの通信速度が遅い場合｜おすすめの光回線に乗り換えよう

もし仮にOCN インターネット通信速度が遅いと感じ、なにをしても速度の改善が見られなかった場合は、他社へ乗り換えるのも1つの方法です。以下ではおすすめの乗り換え先をご紹介いたします。

【おすすめ①】NURO光

評価項目	内容	評価
通信速度 ※平均速度	下り：498Mbps 上り：456Mbps
月額料金 ※実質料金	集合住宅：2,090円〜2,750円 戸建て：5,200円
サポート	電話 訪問 チャット
キャンペーン	キャッシュバック 工事費実質無料 契約解除料無料 スマホセット割
総合評価	速度重視の方におすすめ！

NURO 光は標準プランの最大通信速度が2Gbpsと、業界でもトップクラスに高速な通信サービスです。通信回線には独自回線を採用しており、プロゲームプレイヤーなども採用しています。

提供エリアがかなり限定的ではありますが、月額料金が平均以下とリーズナブルで、なおかつボリューミーなキャンペーンも魅力的です。

もし対象エリアにお住まいなのであれば、まず検討するべき光回線サービスの1つと言えるでしょう。

【おすすめ②】auひかり

評価項目	内容	評価
通信速度 ※平均速度	下り：424Mbps 上り：365Mbps
月額料金 ※実質料金	集合住宅：4,180円 戸建て：5,610円
サポート	電話 訪問 LINE メール
キャンペーン	キャッシュバック ルーター無料プレゼント 工事費無料 スマホセット割
総合評価	業界最高額のキャッシュバック！

auひかりはNURO 光とおなじく独自回線を採用している光回線サービスで、圧倒的な通信速度が魅力です。独自回線でありながら、提供エリアはフレッツ光に次ぐ広範囲となっており、多くの地域で利用できます。

また「au」「UQモバイル」をお使いのかたであれば、毎月の携帯料金が1,000円以上も安くなるなど、通信費を大幅にカットできるので対象ユーザーなら第1候補で考えるべきです。

さらに業界No.1といわれるほど豪華なキャンペーンを実施しており、条件次第では最大150,000円ほどの還元も受けられるので、ガッツリお得に光回線を使いたいならauひかりを選びましょう！

【おすすめ③】ソフトバンク光

評価項目	内容	評価
通信速度 ※平均速度	下り：313Mbps 上り：219Mbps
月額料金 ※実質料金	集合住宅：4,180円 戸建て：5,170円
サポート	電話 チャット
キャンペーン	キャッシュバック 工事費無料 スマホセット割
総合評価	セット割など特典数はNo.1！

ソフトバンク光はOCN インターネットとおなじく、NTTのフレッツ光回線を使ったコラボ光です。後発ではあるもののOCN インターネットと同じく、世界水準の「Tier1ネットワーク」にも選抜されています。

本来であれば優れたOCN インターネットから、同じフレッツ光回線のサービスへ乗り換えることはあまりおすすめしませんが、同水準のソフトバンク光は特別です。

しかもソフトバンク光なら「ソフトバンク」「ワイモバイル」のスマホが、毎月割引きを受けられるので、お使いのスマホ次第ではOCN インターネットよりもお得になる可能性があります。

コラボ光からの乗り換えであれば基本的に工事も不要で、スムーズに切り替えができるため、時間があまりないというかたにもおすすめです。

OCN インターネットの通信速度は遅い！という誤解は解けましたか？

今回はOCN インターネットの通信速度について、具体的な情報をまとめてみました。OCN インターネットはNTTのフレッツ光回線を使ったサービスで、同系統のサービスの中では高い通信速度を誇っています。

さらに世界に認められたOCNの技術をつかって、安定したインターネットを利用できるので、現在のサービスに不満があるかたにとっては希望のサービスになり得るでしょう。

インターネットサービスは契約してみるまで、実際の通信速度を知ることはできません。しかし当記事で紹介したような事前データを参考にしていただければ、どのくらいの使用感になるのかの目安を感じていただくことはできるはずです。

またインターネットの通信速度は、唐突に遅くなってしまうことがあります。一見しただけでは原因がわからず、プロバイダ側を疑ってしまいがちですが、基本的には利用者のネット環境に問題があることがほとんどです。

もしインターネットの通信速度について悩みを持っておられる場合は、まず初めに自分のネット環境から見直してみてください。どうしても改善が難しいと感じたり、快適に使えるサービスに乗り換えたいと考えているなら、私はOCN インターネットをおすすめします！

事業者	実測平均速度 （ダウンロード）	実測平均速度 （アップロード）	最大通信速度 （理論値）
OCN インターネット	294Mbps	298Mbps	1Gbps
ソフトバンク光	313Mbps	219Mbps	1Gbps
auひかり	424Mbps	365Mbps	1Gbps
NURO 光	498Mbps	456Mbps	2Gbps
ビッグローブ光	286Mbps	205Mbps	1Gbps
楽天ひかり	226Mbps	195Mbps	1Gbps
ドコモ home 5G （モバイル回線）	188Mbps	20Mbps	4.2Gbps