mineoでiPhone使う方法とは？対応機種とおすすめ端末まとめ

データ容量が分け合えることで有名な「mineo」は、様々なiPhoneに対応しており、毎月低価格でiPhoneを利用することができます。しかも、他社で利用していたiPhoneも、そのまま利用することができるので面倒なデータ移行なんかも不要！

また、大手キャリアで購入したiPhoneには「SIMロック」という利用制限がかかっており、通常は他社で利用するためにSIMロック解除が必要になりますが、なんとmineoなら解除しなくても利用することができるんです！

このようなmineoとiPhoneに関する知って得する情報を、元携帯ショップ店員の私が、わかりやすくバッチリまとめ上げました。最後まで読んでいただければ『mineoで、どうやってiPhoneを使うのか？』という疑問は即解決間違いなし！

まだまだ“格安SIM＝Android”のイメージを持たれている方は多いと思いますが、mineoならiPhoneで激安価格も夢じゃありません！

mineoでiPhoneは使える？Androidのみ？対応機種一覧

「mineo」では国内で販売されているiPhoneであれば、ほぼ全てを利用することが可能です！iPhoneの対応機種について一覧表を作成しましたので、是非チェックしてみてください！

機種名	対応可否
iPhone 3GS	△
iPhone 4（4S）	△
iPhone 5（5c,5s）	△
iPhone 6（6 Plus）	△
iPhone 6s（6s Plus）	〇
iPhone SE（第1世代）	〇
iPhone 7（7 Plus）	〇
iPhone 8（8 Plus）	〇
iPhone X	〇
iPhone XR	〇
iPhone XS（XS Max）	〇
iPhone 11（Pro,Pro Max）	〇
iPhone SE（第2世代）	〇
iPhone 12（mini,Pro,Pro Max）	〇
iPhone 13（mini,Pro,Pro Max）	〇
iPhone SE（第3世代）	〇

mineoでは「iPhone 6s」以降のモデルであれば、基本的にどのキャリアで購入したものでも問題なく利用することが可能です。

ただし「Apple」で購入した“iPhone 5s～iPhone X”までのモデルは、mineoでは通信ができないという情報もありました。気になる方は「mineo 動作不可端末一覧」をしてみください！

一方で「iPhone 6」以前のモデルでも、mineoのSIMを利用して電話やネット接続を行うことは可能ですが、「SMS」「テザリング」などの一部機能を利用することができません。

mineoで使えるAndroidスマホの対応機種

mineoではiPhoneだけでなく「Android」にも数多く対応しており、定番のシリーズには基本的に対応しています。

機種名	対応可否
Galaxy	〇
Xperia	〇
AQUOS	〇
ARROWS	〇
ZenFone	〇
HUAWEI	〇
motorola	〇
ASUS	〇
Xiaomi	〇

ただし「ドコモ」「au」で2012年～2018年頃の間に販売されたAndroidは一部通信ができなかったり、SMSなどの機能が利用できないことがあるため、該当する方は要注意です！

具体的な機種名や型番については、公式サイトの「mineo 動作不可端末一覧」を確認してみてください。

また、新しい端末であっても、極まれに正常に動作しないことがあります。不具合が発生している端末についても、公式サイト内でアナウンスされているので、利用前には必ずチェックをしておきましょう。

mineoならiPhoneをセット購入できる！

mineoは、格安SIMを提供しているキャリア（MVNO）の中では珍しく、自社でiPhoneの販売を行っています。そのため大手キャリアに乗り換えるのと同じような感覚で、本体もセットで変更が可能です。

さらに取り扱っているiPhoneは“最新のモデル”となっており、2022年6月時点では「iPhone 13」の取り扱いも行っています。

iPhoneを購入した場合の料金比較

mineoで販売しているiPhoneと同じモデルを、「Apple」の価格と比較してみました。

128GBモデル	mineo	Apple
iPhone 13	102,168円	98,800円
iPhone 12	97,152円	92,800円
iPhone 12 mini	84,480円	75,800円
iPhone 11	76,824円	販売終了
iPhone SE（第2世代）	57,024円	販売終了

本体価格だけを考えるとAppleで購入した方が安いのは確かです。ですが、mineoでセット購入をすれば、タイミングによっては数千円分のポイント還元や、端末保証が無料になることがあります。

トータルするとほとんど差はなく、むしろmineoでセット購入をした方が、手間や管理も楽なのでおすすめです！

また、mineoでは本体を購入しなくても、他社で使っていたiPhoneをそのまま利用することができます。

中古ショップやメルカリなどで購入したiPhoneでも、mineoのSIMカードだけを契約すれば利用できるので、自分に合った方法でiPhoneを使いましょう！

mineoで購入できるAndroid端末一覧

mineoでは「Android」の販売も行っております。2022年6月時点で販売されている各機種の「本体価格」「分割代金」を一覧にまとめました。

機種名	本体価格（税込）	24回払い（月額）
Redmi Note 10T	32,208円	1,342円
Redmi Note 11	23,760円	990円
moto g31	22,968円	957円
moto g50 5G	24,552円	1,023円
moto g30	19,536円	814円
moto e7	16,104円	671円
moto e6s	13,992円	583円
AQUOS wish	32,736円	1,364円
AQUOS sense6（6GB/128GB）	46,200円	1,925円
AQUOS sense6（4GB/64GB）	42,240円	1,760円
AQUOS R6	113,520円	4,730円
AQUOS sense5G	28,512円	1,188円
AQUOS sense4 Plus	32,472円	1,353円
AQUOS sense4	34,320円	1,430円
OPPO A55e 5G	29,832円	1,243円
OPPO Reno5 A	39,600円	1,650円
Xiaomi 11T	51,480円	2,145円
Zenfone 8	67,320円	2,805円
Xperia 10 III Lite	48,840円	2,035円
Mi 11 Lite 5G	40,920円	1,705円

Android端末は取り扱うメーカーも多く、性能や価格が様々あります。mineoで取り扱っているものは、特に価格の安い「格安スマホ」が多く、iPhoneよりもリーズナブルです。

低価格で新品のものが利用できるだけでなく、mineoで購入できる本体は“動作確認済みのもの”という点も安心感に繋がっていると言えるでしょう！

また、日常的に利用することはもちろんですが、スマホを紛失してしまったり修理ができないような状態の際などに代用品として一時的に利用される方もおられます。

mineoでiPhoneを使う5つのメリット

mineoでiPhoneを利用するメリットには次の5つがあります。

メリット①iPhone同士ならデータ移行も楽ちん

元々iPhoneを利用していた方が、mineoで新しいiPhoneを購入した場合、データ移行が非常に簡単に行えます。

安心してください！もし新旧のiPhoneがどちらも「iPhone 5s」以降のモデルであれば、「クイックスタート」という、“操作がシンプルなデータ移行のシステム”が利用できるんです。

しかも、ほぼ100％のデータが移行できるだけでなく、アプリの位置や待受け設定などの見た目も引き継ぐことができるので、使い勝手が変わることもありません！

また「Apple ID」「パスワード」を覚えているかたであれば、「iCloud」を使ってデータの移行をすることもできます。どちらの方法も画面の指示に従って項目を選択するだけなので、iPhoneからiPhoneへ変更するのは想像以上に簡単です！

メリット②iPhone本体を変更しなければデータ移行は不要

mineoでは本体の持ち込みが可能なので、今までのiPhoneをそのまま利用することができます！その場合、データも移行する必要はなく、乗り換え前と同じ状態で利用することが可能です。

もちろん通信に関する最低限の初期設定は必要になりますが、アプリや写真などデータに関する部分は乗り換え後も一切変わりません。

iPhone同士ならデータ移行は簡単ですが、本体が変わらなければデータに触れる必要すらないため、データ消失のリスクも回避できます。

メリット③テザリングが利用できる

mineoなら「iPhone 6s」以降のモデルで「テザリング」を利用することができます。

テザリングはWi-Fiと同じような仕組みで、iPhoneにパソコンやゲーム機などを接続することで、インターネット接続ができる機能です。

利用するには端末がテザリングに対応していることはもちろんですが、SIMもテザリングに対応している必要があります。

mineoで「iPhone 6s」以降のモデルを利用すれば、どのキャリアの端末でもテザリングを利用することが可能です。

メリット④iCloudメールならキャリアに関係なく使える

mineoなどの格安SIMに乗り換えると、「キャリアメール」を利用することができなくなります。

キャリアメールは、携帯会社が発行するメールアドレスを利用したメールサービスです。基本的には、携帯大手3社が発行している「＠docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」「@i.softbank.jp」で終わるアドレスが該当します。

格安SIMでは、このようなキャリアメールサービスを行っていないのですが、iPhone利用者が利用する「iCloudメール」なら携帯会社が変わっても利用が可能です。

iCloudメールを利用している方なら、mineoに乗り換えても同じメールアドレスが利用できるので、連絡先の変更やサイト・サービスなどのメールアドレスも登録しなおす必要がありません。

メリット⑤長く使い続けることができる

mineoではiPhoneを利用した方が、同じ端末を長く使えます！

AndroidはiPhoneと比較して、価格重視で製作されているものも多く、動作の安定性・本体の耐久性が微妙なものが正直多いんです。2年も利用すると動作が遅くなったり、ヘタをすると1年以内に不具合が発生することも珍しくありません。

iPhoneでは同じように利用しても、3年以上問題なく使い続けることは難しくないので、Androidよりも寿命は長いと言えます。水没や破損さえしなければ、安定性は最強の端末と言っても過言ではないです。

AndroidとiPhoneを比較した、リアルな口コミも載せておきます！

mineoでiPhoneを使うまでの流れ

mineoでiPhoneを利用する場合は、新規の方で4ステップ、乗り換えの方で6ステップの工程があります。

他社からmineoに電話番号を引き継ぐ場合は「MNP予約番号」が必要になります。予約番号には15日間の有効期限があるのですが、mineoに申し込む際に10日以上の期限が残っている必要があるため、発行後は早めに手続きを完了させましょう！

また、申し込みの際に受理されないケースとして、申し込み先住所と本人確認書類の住所が一致しないという結果がよくあります。住所は全て一致している必要があるため、本人確認書類の住所は必ず更新しておいてください！

mineoでiPhoneを使う場合の初期設定（APN設定）

手元にSIMカードが届いたら、ご利用のiPhoneでmineoのSIMカードを利用するための設定を行います。

設定の完了後に、画面上部にアンテナマークや「4G」「5G」などの表示が見られればOKです。

ただし、この状態でも通信ができない場合があるので、電話の発着信やWi-Fiを切断してインターネット接続を試してみましょう！

うまく繋がらない場合は「ホーム画面」→「設定」→「モバイルデータ通信」の順で進めていただき、スイッチのオン・オフを切り替えると接続できる場合があります。スイッチは、緑の状態がオンです。

mineoでiPhoneを使う時の3つの注意点

mineoでiPhoneを利用する場合は、次の3つのことに注意してください。

iPhoneのSIMロックに注意！

大手キャリア（ドコモ・au・ソフトバンク）で購入したiPhoneには、「SIMロック」と呼ばれる利用制限が設定されています。

mineoは、大手キャリアの回線を選んで利用することができる「トリプルキャリア」に対応しているので、乗り換え前と同じ回線を利用する場合はSIMロックの状態でも、問題なく利用することが可能です。

ですが、ドコモで購入したiPhoneをソフトバンク回線で利用するような、回線が変わる場合には「SIMロック解除」が必要になります。

各キャリアのマイページや、店舗で手続きをすることができます。ただし窓口での手続きは、3,300円の費用がかかりますので、マイページからの手続きの方がおすすめです！

iOSアップデートのタイミングに注意

mineoなどの格安SIMを利用する場合は、iPhoneの「iOS」のアップデートに注意してください！

iOSは、iPhoneの内部に組み込まれている、ベースとなるソフトウェアです。Appleより定期的にソフトウェアのアップデートが配信されていますが、格安SIMではアップデートをすると通信ができなくなることがあります。

あくまで一例なので必ずではありませんが、アップデートをする場合はmineoの公式サイトで、アップデートの動作確認が報告されてから行うようにしましょう！

一応、iOSのバージョンを下げることは可能ですが、パソコンや専用ソフトを用意しなければならず、作業時間も最低1時間以上は必要です。

AndroidからiPhoneにする場合はデータ移行が面倒

AndroidからiPhoneに端末を変更する場合は、データ移行に手間と時間がかかります。しかも、移せるデータは限られているので、過度な期待は禁物です。

もし、これからiPhoneに乗り換えられる方は、次の点に注意してください！

AndroidからiPhoneにデータを移行する方法には、いくつか種類がありますが、Appleが開発したAndroid用アプリ「iOSに移行」を利用するのがおすすめです。

このアプリのおかげで、それなりにスムーズに移行ができるようにはなりましたが、機種が豊富なAndroidでは正常に動作しないこともあります。とは言え、最良手段なので一度は試してみてください。

「iOSに移行」を使うことで、次のデータをiPhoneへ移行することができます。

アプリを利用しても引継ぎができないデータなどは、「Googleドライブ」などのオンラインストレージを利用することで、iPhoneへ移行することができるものもあります。

また「LINE」では、トーク履歴とコイン残高が消えてしまったり、Android独自の電子マネー「おサイフケータイ」の残高は引継ぎができません。

その他、ゲームアプリなどは、個別にアプリ内でデータ移行を行わなければならないことが多く、先に移行処理を済ませておかなければデータが消えてしまう可能性もあります。

mineoの申し込みは公式サイトからスマホで簡単に！

mineoでiPhoneを利用するための情報についてまとめてきました。mineoでは基本的にほとんどのiPhoneを利用することができ、「iPhone 6s」以降のモデルであれば、全ての機能を問題なく使うことができます。

大手キャリアで購入したiPhoneには通常「SIMロック」が設定されていますが、トリプルキャリアに対応したmineoなら、SIMロックを解除しなくても引き続き利用することが可能です。

また、現代にはたくさんの格安SIMが存在しますが、mineoは数少ないiPhoneの購入もできる格安SIMの携帯会社です。申し込みも簡単で、毎月の携帯料金もグッと安くすることができるので、この機会に是非乗り換えてみてください！