BIC SIMの解約方法と注意点まとめ！MNP転出のベストタイミングは？

格安SIMのBIC SIMには、約2ヶ月程度の最低利用期間があり、その期間を経過してからでなければ解約をすることができません。しかも手続きはネットからのみとなっているので、ビックカメラなどの店舗での解約手続きができないんです。

また、契約プランや解約のタイミングによっては違約金が発生するなど、解約に関する注意点も多数あります。

もしなにも知らずに解約をしようとすると『なんでか解約ができない』『見に覚えのない高額な請求が来た！』とトラブルになってしまう可能性も…。

こちらの記事では皆さんが、そのようなトラブルに合わずに“安心してBIC SIMを解約するための方法”を伝授いたします。この記事を読むだけで、今後のお得なSIMの使い方も知ることができるので、是非最後まで目を通してみてください！

BIC SIMを解約する方法と手順について

BIC SIMでは、解約に関する手続きは全てネットから行う必要があります。店舗や電話などでの手続きは行っていないので、焦ってお店に駆け込まないように注意しましょう。

ちなみに他社の乗り換えに必要な「MNP予約番号」についても、ネットからの発行手続きとなります。手続き完了後から番号が発行されるまでに1〜4日ほどかかるので、必要な場合は早めに手続をしておくのがおすすめです。

解約をする場合（電話番号廃止）

他社への乗り換えをせずに、電話番号の廃止を伴う解約を希望する場合は以下の手順で、手続きを行ってください。

注意事項の確認などを除けば作業自体は2〜3分で完了できる程度なので、非常に簡単です。

また、後ほど詳しく解説いたしますがBIC SIMは解約の手続きを行った日付に関わらず、同月末日での解約となります。解約手続きが完了しても、すぐに回線が利用できなくなるわけではないので安心してください。

特定のSIMカードだけを解約（SIMが複数ある場合）

BIC SIMでは1つのプランで複数のSIMを同時に利用することが可能です。もしプランはそのままで、SIMの枚数だけを減らしたい場合には以下の手順で手続きをして、不要なSIMカードの廃止手続きを行いましょう。

少し特殊なケースなので、該当しない場合は読み飛ばしていただいて構いません。

ちなみにプランごと解約をしたい場合は、先に紹介した手順を行うことで複数SIMでも一気に解約することができます。

他社に乗り換えする場合（MNP転出）

現在利用中の電話番号を他社へ引き継ぐ場合は、以下の手順で「MNP予約番号」の発行を行い、乗り換え先に提出をしましょう。

ちなみにMNP予約番号は電話番号とは別物で、乗り換えをするためだけの専用番号になります。電話番号だけで乗り換えることができませんので、注意してください。

また、MNP予約番号は発行後に15日間の有効期限があります。有効期限を過ぎてもペナルティはありませんが、必要に応じて再発行をしなければならないので、乗り換えるタイミングが決まってから発行をしましょう。

BIC SIMの解約時にかかる費用について

BIC SIMの解約時に発生する費用についてまとめました。

【費用①】違約金が発生する場合がある！（最大1,000円）

他社に比べると大きな費用ではありませんが、BIC SIMでは特定のプランの利用開始から、12ヶ月以内に解約をする場合に違約金が発生します。

こちらは他社に乗り換える場合にも請求される内容なので、負担額を少しでも減らしたい場合はご自身のプランを契約年数をチェックしておくのがおすすめです。

解約調停金（違約金）	対象期間	料金
ミニマムスタートプラン ライトスタートプラン ファミリーシェアプラン ギガぴたプラン ケータイプラン	12ヶ月以内に解約	1,000円

ちなみにBIC SIMで定番の「ギガプラン」に関しては、どのタイミングで解約を行っても違約金が発生することはありません。

ただし先にも解説したように、契約から最低2ヶ月ほどは解約自体ができないので注意してください。

【費用②】解約月の料金は日割り計算できない！

BIC SIMでは解約が月末で処理されるため、解約月の利用料金についても日割り計算になることはありません。月額基本料金や通話料金はもちろんのこと、オプション料金も満額請求となります。

日割り計算を想定して月初めなどに解約をしても、負担額は変わらないので注意してください。もし少しでも費用を抑えるのであれば、解約する月自体を早くするのが効果的です。

【費用③】端末代金の残額は分割払いの継続が必要！

BIC SIMを解約する際に、端末代金の支払い残額が残っている場合は、解約後も継続して分割払いを続ける必要があります。

他社であれば解約後に一括請求になることも珍しくないため、解約後に一気に負担をしなくて済む点に関してはBIC SIMは良心的です。

ただし、逆に一括払いをすることもできないので、“解約時に全ての精算を済ませて乗り換える”といったこともできません。

BIC SIMを解約する前に確認しておくべき注意点まとめ

BIC SIMを解約する前に知っておいてほしい、5つの注意点についてまとめました！

【注意点①】最低利用期間に注意！

BIC SIMでは“利用開始日の翌月末日まで解約ができない”という制約があります。例えば5月15日に契約をした場合、7月1日になるまで解約をすることができません。

さらに言えば、BIC SIMは解約申請をした日付に関わらず月末日での解約となるため、5月に契約をした方が最短で解約をする場合、厳密には7月31日での解約となります。

つまり、最低でもおおよそ2ヶ月間は利用をしなければならないので注意してください。

また、以下のオプションについても同様に、契約日の翌月末日まで廃止することができないので、契約時は注意しましょう！

【注意点②】回線は解約当日（月末日）に利用停止となる

BIC SIMの回線は解約当月の末日の20時以降に利用停止となります。基本的に解約の手続きを済ませただけで即利用停止になることはないので安心してください。

ただし6月30日に解約手続きをした場合は6月30日で即日解約となるので、余裕を持って解約したい場合は月初めに手続きをしておくのが良いでしょう。

【注意点③】SIMカードは基本的に返却！

BIC SIMでは解約後に所定の住所へSIMカードを返却をするように案内があります。この際に送付にかかる料金は利用者負担となるので、気になる方は以下の住所を参考に費用を確認しておいてください。

ちなみにですがSIMカードに返却期限はなく、未返却でもペナルティはありません。返却をしないという選択肢もありますが、SIMカードには個人情報が記録されているので、適切に処理したい場合は返却をするのが良いでしょう。

【注意点④】ネット以外での解約手続きはできない！

BIC SIMではネット以外の方法で解約をすることが一切できません。専用の電話窓口もありませんし、店舗へ出向いても契約に関する対応などしか応じていただけないので、解約は個人でネットから行う必要があります。

どうしても個人での解約操作が難しい場合は、その旨を店頭で相談してみるのも良いかもしれませんが、あくまで“手続きはネットから自分で行う”ということをお忘れなく！

【注意点⑤】解約後の手続きキャンセルはできない！

BIC SIMでは1度解約が成立してしまうと、手続きをキャンセルすることができません。完全に解約が確定してしまうと、誰にも元には戻せませんので、手続きは慎重に行ってください。

ただし、解約予定日（月末日）の20時までであれば、「会員専用ページ」から解約手続きをキャンセルすることが可能です。ですがタイムリミットを過ぎてしまった場合は、解約を止めることはできなくなるので注意してください。

ちなみにMNP予約番号を発行しただけであれば、有効期限の15日間が経過した時点で予約番号が無効となります。ただしこちらも、乗り換え済みの場合は元の状態に戻すことができないので、判断は慎重に行いましょう！

BIC SIMを解約するなら乗り換え先はここがおすすめ！

BIC SIMの解約後、乗り換え先としておすすめな格安SIMを紹介します！

BIC SIMの解約、MNP転出手続きまとめ

BIC SIMを解約する場合は「ネット」から手続きをする必要があります。店頭や電話での受付は一切行っていないので、間違えないように注意しましょう。

また、BIC SIMでは解約手続きの日付に関わらず月末日での解約となります。月初めに手続きを完了しても、月末日までは回線も使えますし、利用料金も日割り計算にはなりません。

さらに契約プラン次第では違約金が発生する可能性もあります。解約前にはご自身の契約プランを確認のうえ、契約期間が1年を越えているかをしっかりとチェックしておきましょう。

最後に、BIC SIMでは契約開始日の翌月末までは解約手続きをすることができません。そこまで短期間で解約をしなければならなケースは珍しいですが、最低でも2ヶ月程度は利用する必要があるので注意してください。